僕がツィッギーだった頃

魚は頭から腐る。靴下は踵から穴開く。

チャック・ノリス72歳だってよ

つまり、「アベンジャーズVSエクスペンタブルズ」を早く作れと言いたい。
アベンジャーズ観たんですよ。おもしろかったです。おもしろかったけど今現在記憶に残っているのは敵役ロキのチョコザイっぷりのみという。超大作のさなかに一度たりとも「こりゃあ地球はもうダメかもしれん」と思わせない信頼感。借りた杖頼み。でもやはりヒーローが一画面に収まっているのを観るとテンション上がりましたな。
それにひきかえ、バットマンはかなりガッカリでした。ライジング。やっぱ前作でハードル上がり過ぎたよ。なんかホラ、深いテーマとかを期待しちゃダメなんだよアメコミ映画に。あっても良いんだけどさ。テーマがあってもいんだけど、もうそれメインでガッツリいっちゃうのはダメなんじゃないかしら。所詮アメコミってところがあるからこそテーマが活きてくるわけで、大上段から重いテーマ振り下ろされても大事故に繋がるんじゃないかなと。ほら、マッチ棒アートとか割り箸アートだとかだってさ、他のアートと比べて一段低いとこにあるから逆にスゲーみたいなとこあるじゃない?定年後にコツコツ一人で!?この青葉城!?すげぇぇぇ!っていうさ。そこになんか変に「守ろう地球」みたいなテーマを乗っけてしまいがちじゃないですか評価が高まってくると。悠々自適は。青葉城エッフェル塔では飽き足らず。まあまだ「守ろう地球」くらいならカワイイもんですけど「人間のエゴこそが諸悪の…」的なの絡めてきたらもう煩いですよ。作品タイトル「戦争と平和」とかもう観たくない。それがソバ屋の店先に飾ってあるんならウェルカムだけど。
つまり要するに「アベンジャーズVSエクスペンタブルズ」なわけですよ。アイアンマンが手を右から左に動かしただけでペンタブルズ側全滅必至だけど。もしくはブルズ側が一人一人格好良く登場する端からホークアイに射抜かれてく。トスッ。トスッ。って。もしくは変身前のハルクに算数対決で負けてみんな泣いちゃう。きっとそこには深いテーマが流れていると思うんだ。