デパ亀

中年の自意識シリーズ第３弾！３０代男性にとって当たり障りのない財布とは！

「と言っても僕まだわりと若いんですよ見た目。会社の女の子にも２０代で通用するって言われてるし。仕事で会う人にもよく君は見た目が若いって言われるし。」そーゆーこと平気で言っちゃうのがオッサンの一番良くないとこ！
というわけで財布なんです。財布。前回は靴でしたけど。靴の方は何か適当なインパクトの薄いブーツを買うと決めました。うんまだアクションは起こしてない。暑くなっちゃったから秋まで買わないと思う。夏はどーせサンダルの日々ですから。もうかれこれ５年は履いてかなりダメージ感が出てきたサンダルで過ごします。僕の足裏からやってきた足裏油でテッカテカに仕上がったサンダルで。エドウィンのサンダル。もう完全に俺ウィンですよ。江戸要素は見事に消し去ってやりましたよ。俺の勝ちだ！
負けだよバカ。で、財布ですね。使ってる財布が壊れたので新調したいのです。小銭入れるポッケが破れて小銭が１０円玉でも出て行っちゃう事態になったので。レジ前で小銭ポロリはだいぶ格好悪いです。ポッケの中でジャリ銭を追っかけるからいけないんですよアレ。ポッケの奥が抜ける。そもそも財布のポッケに小銭入れ過ぎ。ゲーセンで闇雲に札を崩すからパンパンになっちゃうのよね。「ダメェもう入らないよぅ！あ、あ、溢れちゃうぅ！」でコンビニのレジ前で恥かしい子に。チャリンチャリーン。バイトの青年は無挙動。「Ｔポイントカードお持ちでしょうか」ああ持ってるよ！カード入れの部分もパンパンだけどな！絶対探し出して提示するから待っていろ！ポイントは溜める方向で待っていろ！

で、財布は何買ったらいいん？今使ってるのは黒くて２つ折りにする合皮製のいわゆる「こいつ金持ってねえな」財布なんですけど。カバンや靴のときもそうだったけど、財布に対してもまるで思想がない。さらには財布に関してはこんなこと言っちゃなんだけどどうでもいい。多少変なやつでも奇抜なやつでも「え？」と思われてもいいやくらいに思っている。じゃあジーンズメイトでも行って紫色の龍が描いてあって心細いチェーンがついてるやつ買ってこいバカが面倒かけさすなバカ。と思うでしょうが、買うとなると選ばなくちゃいけないんですよ。何でもいいのに何か１つを選ばなくちゃいけないってのが厄介なんですよ。「買った」イコール「それを支持した」ってことですから。もう誰か使い古しでいいから財布くれない？バリ財布大歓迎ですよ。バリ財布ってなんかやたら風当たり強いみたいですけど、持つ人しだいだと思うんですよね。デニーロがバリ財布使ってたら格好良いし、僕が使えばまあバリ財布さんお気の毒って、おいバリ財布よ俺を置いて行くなよ！持ち上げてやってるのに！

あー、いいこと思いついた。デパートの紳士物のコーナー行ってさ、デパガに「適当な財布を選んでいただけませんか」なんつってよ、きっかけにしてデパガ口説くべえよ。「選んでくれる女性もいないので、貴女のセンスで僕に似合いそうなモノを」とか言ってさ。したらきっとバリ財布投げつけられるんだろうな。じゃあもう買うよバリ財布。ＵＳネイビーって書いてあるヤツ。