僕がツィッギーだった頃

魚は頭から腐る。靴下は踵から穴開く。

君と密室と防水スプレー

日曜日の夜に私が決まってすること。明日からまたモーレツ社員として頑張らなければいけない。そんな日曜の夜に行うこととは。仕事行きたくないパワーと特殊器具を利用したプレミアムオナニーではありません。プレミアムオナニーってなんだ。いつもより凄いのか。そういうのあんだったら教えろ。どうせ仕事行きたくないとゴネる僕チンをエロでたしなめるお姉さんとかそういう安っぽいヤツだろうけど。この歳(35っすテヘヘ)になると「エロいお姉さん」の年齢設定が難しくなってくるしな。42歳の熟れ熟れ美女が僕に熱い吐息を…!そしておもむろにフードスライサーを…!シュバババババぎゃあーーっ!
特殊器具ってフードスライサーだったんですね恐ろしい。絶対試しちゃいけない組み合わせですよ。オナニーとフードスライサー。と血飛沫に笑う熟女。えーと、猟奇事件の話でしたっけ今日は?そう日曜の夜の恒例行事。それ。それは何かと言いますと、靴磨き。そう、仕事で履いてる革靴を磨いてピカピカにするの。悲しい。なにが悲しいってこの靴磨きが結構楽しいんですよ。よし、明日からまた1週間頑張るぞ☆だとよバカが。なに休日気分から仕事モードに切り替え完了してやがる。営業マンにとって靴は仕事に対するウンヌンをカンヌンするウルセェー知ったことかぁーっ!夢手帳でもつけてやがれぇーっ!

えーっと、どうやら性に合ってるみたいなんですよね。靴磨き。ブラシとか買い揃えたりして。単純に靴を磨く行為が楽しい。それが悲しい。薄暗い玄関でラジオを聞きながら嬉々として靴を磨く35歳。悲しい。だから前世はきっと靴磨きという職業に憧れる貴族のボンボンだったと思うことにしてる。ルイ16世が錠前職人になりたかったみたいな。靴磨きになりたかったけど身分が高いせいでそれが叶わなかったっていう。そして政争によって母親を目の前で殺され、それ以後母親のクローゼットの中の膨大な数の靴を微笑みながらいつまでもいつまでも磨き続けて…。お母様、春にはこの靴を履いてピクニックに行きましょうねウフフ…。


明日からまた仕事かよダリい。