僕がツィッギーだった頃

魚は頭から腐る。靴下は踵から穴開く。

キンタマン人形なんてのもあった。

子供の頃読んだどうしようもないギャグ漫画を記憶だけを頼りにレビュー。


その2「超人キンタマン

「アホ拳ジャッキー」と同じ時期にコロコロで連載していた。ウルトラマンをモデルにした「キンタマン」、仮面ライダーがモデルの「お面ライダー」、ガンダムをモデルにした「ガムダム」などのキャラクターが登場し、バカをやる漫画。お面ライダーとは別に「おじんライダー」(肝心なときにお茶を飲んで和んじゃったり盆栽をいじったりして周囲をズッコケさせる芸風)、ガムダムとは別に「バカラス」「アホラス」なんてのもいた気がする。

ガムダムはガムダムだけに口や手からガムを出すという酷い設定。まずダジャレありきかよ。しかもすぐ体がバラバラになり、それをガムでくっつけるという無道ぶり。バカラス・アホラスに至ってはバラバラになることしか持ち味がなかったような気が。

お面ライダーはバイクの代わりに三輪車に乗り、頻繁にお面と間違えられて顔を引っ張られる。実際お面を被っているのだからしょうがない気がしないでもない。

キンタマンの弟はキンタ・二小次郎(チビだけど力持ちという設定だったような)、父親(祖父かも)はキンタ・マクロイゾウ(タキシードにフンドシ姿)、母親はキンタ・マナイヨ。とにかく乱暴なネーミングセンス。むしろ「伝染るんです」とかよりも不条理漫画。

オススメ度:3★★★☆☆☆☆☆☆☆