僕がツィッギーだった頃

魚は頭から腐る。靴下は踵から穴開く。

三国志Ⅸ日記〜鹿をめぐる冒険〜

197春。


もう怖いものなど何もないぜ!


キョ鹿の陣に兵を集合させ、
サクっと袁紹領ケイに攻め込み、ここを奪取。
間髪いれずに晋陽を攻撃し、あっさりと占領。
千〜二千の兵しか置いていないなんて舐めているとしか思えない。


同時に、荊州でも侵攻作戦を展開し、長沙と桂陽を獲得。
どちらの都市も1万ほどの兵しかいなかったので
長沙戦は呂布を、桂陽戦は夏候淵を大将として、
弓騎の兵法を習得しそうな奴を率いさせ、演習気分で攻め込ませた。
同じノリで零陵にも侵攻。
呂布と淵の「戦バカ」二人に功を競わせる形で
荊州はめでたく平定された。
このバカ二人に参謀として付き従い、
その増長ぶりに散々苦労させられてきた荀ユウと戯志才は
お互いに「あのバカいつか殺してやる。」とか
「いつか陥れてやる。」などと言い合っているだろうから
苦労を労ってやる。


この官軍の討伐戦によって
残す袁紹の支配地域は襄平と北平のみ。
孫堅建寧・交シのみとなった。
このまま一息に孫・袁を滅亡に追い込んでもいいのだが、
それよりも先にやらなければいけないことがある。


そう、それは山越討伐。
史実では孫家を散々悩ませ続けた山越族を打ち滅ぼせば、
天子の威光はいよいよ高まり、
なにより揚州にまわしていた人材と兵力を
北や西に向けることができるのだ。


とはいえ、山越の兵力は35万というふざけた数。
娯楽がないからとポコポコポコポコ子供作りやがって!


これまで通りセイラン部隊で攻め込んだのでは
どうにもこうにもラチがあかなそうだ。
それよりも衝車で攻め込み、城壁に狙いを定めた方が効率的。
(こんなこと思いつくなんて俺って天下無双じゃん!?
と思っていたけど、攻略サイトをみたら常識として扱われていました。)


というわけで、「衝車」を持っているけれど
今の赴任地では窓際扱いされている連中を
全国から呼び寄せ、建安の砦に集結させる。
山越の蛮族ども、おまえらに明日はないぜ!ぜ!



かっこよく次回に続く。