僕がツィッギーだった頃

魚は頭から腐る。靴下は踵から穴開く。

三国志Ⅸ日記〜美少女戦士セーラー孟徳〜

194冬〜195春


夏口は鮮やかに落とした。
張繍様がセイランを習得し、あのいやな笑みにも磨きがかかってきた。


曹操は大司馬に昇進。
指揮4万の最高地位には夏候惇・夏候淵・呂布黄忠を就ける。


孫堅が柴桑に兵を集結させ、
今にも空白地のろ江に侵攻してきそうなので
夏口の戦後処理も終わらぬまま
4万の兵で曹操張繍様などにろ江を占領させる。


同時に、新野にいた呂布
これまた空白地だった西城を占領させる。
これによって黄河と長江の間の長安から下ヒまでと
呉・マツ陵・会稽の楊州一帯を領地としたことになる。


領地の拡大によって
より都市ごとの連携の重要性が強まったので
兵と人材の再編成を行う。

呉でくすぶらせていた夏候淵と
西城を落としたばかりの呂布を新野に移動。
会稽で山越族に目を光らせていた楽進
登用されてからずっとボク陽を守っていた張コウ(シュンガイ)を
チョウセンに預けるために下ヒへ。
下ヒでチョウセンとねんごろになり
うまいこと連ドを習得した夏候惇は江夏へ。
いまいち落ち着き所のなかった張遼は呉へ。
と、それぞれの能力や兵法の兼ね合いに応じて人材を移動。
兵は当然敵勢力と隣接する都市に集結させる。
ちなみに都市に近い港には兵を置かず、
敵が迂闊に攻め込んできたところを城から打って出る方針。


今後の方針として、北の劉備袁紹を攻めるか、
南の孫堅を攻めるか思案する。


北の劉備袁紹はほっとけば互いに争い合うだろうが、
南の孫堅は今のところ大した危険にさらされていないので、
このままではヌクヌクと太って
手がつけられなくなってしまうかもしれない。
まだ今なら人材も少なく内政に手が回っていない状態なので
どうにでもなりそうだ。
それに孫堅を滅ぼせば、史実では呉で働いた人材が
優先的に獲得できることになる。決定だ。恐るべき先見の明。


すると、待っていましたとばかりに
柴桑の九江港から孫堅に召抱えられたばかりの阿会ナンが
マツ陵の無人港、阜陵港に単身1万の兵を率いて攻め込んでくる。
マツ陵には曹洪郭嘉・許猪などがいるものの
施設攻撃用の兵法を持った武将があまり揃っていなかったので
郭嘉の「闘艦」に頼って長江上で迎撃することにする。


が、スルリとかわされて港に入り込まれたので
ムキになってセイランで攻め直す。
郭嘉の「混乱」が冴え渡り1ターンで奪回。
最初からそうすりゃ良かった。
無駄飯ぐらい曹洪と粘土脳許猪の出番はほとんどなし。
(適所に人材を配置したんじゃなかったのか?)


すると今度は江陵からヤングダイナマイト孫策
1万5千を率いて夏口港を目指しているとの報告。


夏口には夏候惇・黄忠・王匡の連ドトリオがいるので何も心配なし。
むしろ江陵が手薄になり、襄陽が1万6千あまりの兵で
孤立した状態となったのでこれはチャンス!


攻城組と隆中港(空白)に留まって攻城組をサポートをする部隊
合わせて5万の兵を渡河させる。
渡河中に襄陽から弓矢による攻撃を受けるものの、
「走射」でやり返して難なく隆中港に到着。
城を攻めるのは夏候淵・呂布
むき出しバカコンビを中心とした走射チーム。


さあいよいよ襄陽にむき出したバカを叩きつけてやろうというとき、
ヤングハリケーン孫策君が無人の夏口港をに辿り着いた。
当然こちらは待っていましたとばかりに連ド部隊を送り込む。
すると、攻められる寸前の襄陽を一人で守っていた孫桓が
1万の兵を残して夏口へ救援に向かってしまう。


「守る方もむき出しか…。」


と嘆きつつ遠慮なく総攻撃。兵法を使用する間もなく陥落。
これで対孫堅の足場が確保できた。淵がセイランを習得。



一方、北海の劉備軍と対峙し、緊張状態が続いていた下ヒにて、
顔グラが小学校の時の同級生柿沼君にソックリなことで有名な夏候恩を
ロウ邪に探索をさせにおっぽり出したところ、
「東の海に島が!島が!」
と、トンチキなことを言いながら帰ってきたので
「ああこりゃ華陀先生の出番かな?」
と心配したが、本当に島が現れ、
しかもそこに「倭」とかいう間の抜けた名前の王国が出現。



はたしてこの第5異民族の出現はわが曹操陣営にとって
有利なことか不利なことか?


呉の土地が荒らされる危険はあるかもしれないが、
友好関係を築けば、臨シ港と合わせて12万近い兵がいる
劉備軍の北海を挟撃できるかもしれない。
少なくとも劉備にとっては烏丸族同様の目の上のタンコブだ。
ナイス。これは利用すべき。


金を送りつけると同時に「流言」を仕掛けておく。



もう一方、平和が続いていた西涼では
五丈原に櫓を作って天水(劉エン)と長安(曹操)に睨みを利かせていた馬騰
長男の馬超と一緒に天水に攻め込んだ。
櫓は空になり天水は混戦状態。ふと少し東に目をやると
ビ城砦から目と鼻の距離にある安定(馬騰)が1万5千で孤立。


これもチャンス!
と、長安で内政官どもをまとめあげていた干禁に
急遽安定を攻撃させることに。


この条件反射的な行動が今後にどう影響するか。


さらにもう一方、反曹操同盟を組んでいた劉備袁紹
年が明けて同盟が解散されると同時に
袁紹軍が劉備軍の北平(2万)に
合計9万5千という大人気ない数の軍勢を送り込んだ。


このままいくと袁紹劉備陣営を飲み込んでしまうので
烏丸族への流言の標的を、劉備から袁紹に変更。
(執拗に流言を続けていたのさ)(策略大好き!)